理事長コラム~今月のひとこと~
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安心コールセンターとコミュニティカフェ
2010-08-06
「利用者アンケート」へのまとめとして、今年度中に足がかりをつけたい事業を以下紹介します。すでに、呉市自立支援協議会のバックアップのもと「モデル事業」を県に提案しています。
安心コールセンター~地域に住み続けるために~
事業内容としては、次のような事業を行います。
① 総合相談・緊急コール対応
*バックアップする自宅・家族等からの相談、自宅・CH等からの緊急ヘルプコールの対応(24時間対応)
② 緊急時支援
*訪問系サービスを出動。登録した家族への支援も実施。
③ 緊急時ステイ
*生活環境の急激な変化などに対応し緊急一時的な避難先
④ 体験宿泊ステイ
*将来の地域生活(共同生活、一人暮らし)を想定して一定期間の体験的な短期入所利用
⑤ 専門的ケアステイ
*行動援護対象者や重症心身障害児者などの専門的なケアを必要とする人を対象に一定期間実施
⑥ 地域連携、まちづくり協働参画
そのために、関係機関による「エリアネットワーク」を立ち上げ、障害者の居住のための「空き家再生プロジェクト」等をまちづくり協議会などに提案していきます。財源は、制度サービスと、枠外(制度外)サービスを組み合わせ、枠外サービスに特化したカンパ活動を進めていきます。
コミュニティカフェ~地域を楽しくする~
コミュニティカフェとは、地域の「たまり場」や「居場所」になっているものの総称です。くれんどでは、企画とジョバンニ(就労継続B・生活介護)が、まちづくり協議会等と協働して地域のスローライフ運動をすすめていきます。すでに、一人暮らしのお年寄りへの弁当や総菜の配食、移動販売を始めています。パン工房やカフェのオープンなどへ夢はふくらんでいます。
コミュニティカフェは、
① 人と人とが、交差する空間を提供するところです。
② あらゆる情報の十字路です。
③ ひとのネットワークを広げるところです。
④ すてきな生き方を語り合い、チャレンジするところです。