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理事長コラム~今月のひとこと~

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地域生活支援拠点と地域協働~リーフレット出来ました~

2017-07-29
 6月号でも書きましたが、くれんどでは、今年度呉市から地域生活支援拠点モデル事業の委託を受けています。国や県がハッパをかけ、市や圏域に1カ所は作らせようとしている事業ですが、設置目標を17年度末から20年度末に先延ばしにしたものの、早くも形骸化を懸念する声が出て来ています。カタチだけの「面的整備型」での実施報告です。
 
 よろず相談と緊急時支援、住まいを含めた地域コーディネートを柱とする地域生活支援拠点事業ですが、くれんどならびに呉市の構想には、2つのオリジナリティがあると思っています。一つは、呉市内を4カ所のエリアに分け、より地域に根ざした拠点を作ろうとしていること、二つ目は、くれんどのあるエリアでは、拠点セーフティネットのの上に、その人たちのしごとと地域協働事業をセットで作ろうとしている点です。
 
 支えられる側が支え手にもなるという、まさに「地域支え合い」共同・共生社会を構想しています。
 
 これらのモデル事業を、この7月から本格的に始めています。このたびリーフレットが出来上がりましたので、同封しています。ご不明な点、ご要望、何でもお尋ねください。課題だった、住まいと体験の場の一つであるグループホームは、現在年内の開所へ向けて準備を始めました。また、「地域に根ざした共生社会づくりの実践と地域の未来を見すえた変革ストーリーの共創」というテーマで、県立広島大学大学院露木ゼミとの共同研究を、この9月から始めます。障害者が一人の市民としてあたり前に生活できる地域社会の実現へむけて、また新たな一歩を踏み出します。

地域ネットくれんど
広島県呉市安浦町水尻1-3-1
TEL.0823-84-3731
FAX.0823-84-4041
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1.地域生活支援
2.子ども・家族支援
3.地域協働
4.企画イベント

5.養成研修
6.当事者活動

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地域ネットくれんどは、障害をもつ人たちや高齢者が、地域社会でいきいきと安心して暮らせる、トータルシステムの構築をめざしている、非営利の事業所です。

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