理事長コラム~今月のひとこと~
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ふり返ることの意味
2023-11-14
10月は、半期のふり返りの時期だ。くれんどではまず、各事業所で23年度目標についての上半期のふり返り作業を行った。また、およそ3年ごとの行政監査が各事業所に入り、年度当初県の社会福祉士会に依頼していた第三者評価の事前提出資料の作業もあった。さらに、呉では1カ所しかない、福祉・介護業界のトップランナーに送られるプラチナ認証法人の更新ヒヤリングも行われた。重なるときは重なるものだが、くれんどにとっては自らの立ち位置を確認するいい機会になった。
今年は創立20周年の節目の年でもあった。5月には『20年史』を発刊し、来し方をふり返り、現点を見つめ直し、将来に思いを馳せた。そして、シン・ABF(アジール・バザール・フォーラム)プロジェクトにおいては、来たる10年のグランドデザインを描いた。
くれんどの各事業は、ひと言でまとめれば、障害者市民の「行くところ」「すること」「帰るところ」をつくり、別言すれば、障害者を始めとする社会的マイノリティのセーフティネットづくりと、障害者の出番づくりを通しての地域づくりにその目的がある。そして、事業を持続させるには、当然のことながら支える組織基盤を維持する必要がある。さまざまな機会を通してのふり返りは、くり返して言えば、そういった組織基盤を改善、強化する機会となるのでありがたい。
今年は、これらの理念と事業と組織の現況を、コンパクトに1枚のシートにまとめた。それが上の「くれんど的世界」だ。読みにくいかと思うので、ぜひホームページの「パンフレット」項をクリックいただきたい。
当事者の置かれている現実と、ふり返りを含む内外からの「評価」が、組織の形骸化をくい止め、組織モチベーションを維持、アップさせると考えている。
今年は創立20周年の節目の年でもあった。5月には『20年史』を発刊し、来し方をふり返り、現点を見つめ直し、将来に思いを馳せた。そして、シン・ABF(アジール・バザール・フォーラム)プロジェクトにおいては、来たる10年のグランドデザインを描いた。
くれんどの各事業は、ひと言でまとめれば、障害者市民の「行くところ」「すること」「帰るところ」をつくり、別言すれば、障害者を始めとする社会的マイノリティのセーフティネットづくりと、障害者の出番づくりを通しての地域づくりにその目的がある。そして、事業を持続させるには、当然のことながら支える組織基盤を維持する必要がある。さまざまな機会を通してのふり返りは、くり返して言えば、そういった組織基盤を改善、強化する機会となるのでありがたい。
今年は、これらの理念と事業と組織の現況を、コンパクトに1枚のシートにまとめた。それが上の「くれんど的世界」だ。読みにくいかと思うので、ぜひホームページの「パンフレット」項をクリックいただきたい。
当事者の置かれている現実と、ふり返りを含む内外からの「評価」が、組織の形骸化をくい止め、組織モチベーションを維持、アップさせると考えている。