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スタッフ日記

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学びが仕事を面白くする!

2025-04-15
ホームサポでは、行動目標の一つに、「外部研修に積極的に参加し、フィードバックを通じて参加した個々のスタッフおよびチームとしてのスキルやモチベーションアップをはかり、職能団体(介護福祉士会など)への加入につなげていく」とあります。

24年度はホームサポとして過去1番とも言えるくらい外部研修(オンラインを含めて)を受けた年だったのではないでしょうか。元気が出る介護塾(高口光子先生)、生活リハビリ講座(三好春樹先生)、特に夜間勉強会(県介護福祉士会主催の研修)には積極的に参加できました。他にも様々な研修に参加しており、中には「この研修に行ってみたいです!」と言ってくれるスタッフもいました!特に県介護福祉士会との取り組みでは、小学校などでの出前授業や会主催の研修での講師担当など、会とのつながりが活発化しています。

私自身、研修に参加することは毎回緊張もするし、報告をまとめるにもどうしようかとなっていますが、毎回得るものはあると思っています。自分の言葉で「何を感じて、何を伝えるか?」くれんどでの仕事を振り返りながら、頑張ってみなさんにお伝えしていきたいと思っています。

(まつふじ)

ろう者の会「でふらく」

2025-03-27
でふらくは、ろう者のことを英語で「Deaf(デフ)」と言い、「らく(楽)」は聞こえなくても楽しく生きるという意味を持ち合わせています。月に1回、ろう利用者とろう職員が集まり、職場や最近の出来事、日常生活の困りごとを出し合い、解決策を見出します。そして、私たちの思いを発信していく取り組みを行っています。
   
12月18日(水)に行われたでふらく会で、おはま自身に最近あった出来事の話を聞いてもらった内容です。
 
小学生の子に… 

私の息子の次男(小1)が登校しぶりをするため、毎日息子に付き添い教室まで送ったときの出来事でした。クラスメートの男の子と女の子が手話でやりとりする私と次男を見ながらひそひそ話をしていました。

「お母さん耳が聞こえないんだって」 
「言ってること聞こえるの?」
「話しかけてみる?」 
「私が話しかけるの?やだよ~」 

そんな雰囲気のやりとりをしている様子が見えたので、聞こえないお母さんに興味があるんだねと思っていた時、ひとりの男の子がこっちにやって来ました。 

「お母さん、耳きこえんの?」

と聞こえないことを確認し、女の子のところに戻り、またひそひそ話をしました。またなんか聞いてみて!と男の子と女の子が言い合ったあとに、再び男の子がやってきて、
「なんか喋って?」と意地悪な顔で言ってきました。

私は思わず、「えっ、なに?」と言うと私の発音がおかしかったのか、男の子と女の子に大笑いされました。 そして、その男の子がまた「なんか喋って〜」と私をからかうように煽ってきました。私はまた「えっ、さっき喋ったよ」と言うと、男の子と女の子はまた手を口に当てて大笑いしたのです。 
 
このような耳が聞こえないことを侮辱される場面はいつの時代にもよくあることです。でふらくメンバー全員も経験あります。 人は自分と違うことがおかしく感じたり面白く感じるのは人間の性だと私はそのように考えていますが、私はこのまま黙っていられなかったので、からかった男の子に「ねぇねぇ、手話でなんかやって」と、こちらも少しからかってみました。その男の子は同然困って焦っていました。「えっ、手話知らんの?!」「おはようってこうやるんだよ」と手話を見せたり、手話を見せて「これ何かわかる?」と当てさせました。その子たちは不思議そうに自分の手を動かしながらその場を去り、もう2度と私をからかうことはありませんでした。 

嫌なことは無反応にしたり、スルーするろう者が多いと思いますが、その場での反応で今後の生活に響くこと(いじめ、偏見)もあります。そこは聞こえない親を持つ我が子のためにも、きちんと地域の人と向き合いたいと思った出来事でした。

(ろう職員/おはま)
 
●私にもこのような経験はありました

小学校の時にクラスメートに私の声を笑われてトラウマになったり、鼻声のような発音だったのか「風邪を引いてるの?」と大人に言われたこともありました。街に出て友だちと手話を使えばジロジロ見られることは当たり前のことでした。当時は引っ込みがちだった私は何も言い返せず悶々と過ごしてきました。

つい先日、あるスーパーのイートインスペースでろう者同士で手話でお話ししていると、隣のテーブルにいた小学校高学年らしき女の子が2人いて、こちらを指差しながらヒソヒソ話していました。あまりにもチラチラ見られるので不愉快になり何か言い返してやろうと思ったら、その女の子が友だちに「手話」「好き」と手話で小さく表現していました。あれ?手話に興味を持って見ていてくれたんだねと、不愉快だった気持ちがスーッとなくなってほっこりした気持ちになりました。

おはまさんのエピソードを聞いて、笑われても怒りをぶつけるのではなく手話で返すのはいい案だと思い、私もいつかまた同じような場面に遭遇したら「こんにちは!」と手話で挨拶ができるようになりたいなと思いました。

(ろう職員/中岡)

豆ナ茶屋×山根水産 安浦町のカキフライ

2025-02-25
地元・安浦町の三津口湾で育った山根水産の牡蠣を使用した牡蠣フライは、ふっくらとした食感で、満足感たっぷりの一皿です。牡蠣は栄養豊富で低カロリーなので、健康にも優しい食材です。

今だけの期間限定メニューですので、牡蠣が食べたくなったらぜひ「豆ナ茶屋」へお越しください!地元の食材を活かし、地域とのつながりを大切にしながら、スタッフ一同、心を込めてお客様をお迎えしています。

私たちが目指すのは、地域とともに盛り上げていくこと。地元食材を提供して下さる山根水産さんとの連携を通じて、地域活性化と地域でのつながりを感じながら、障害のある人たちの地域での出番づくりにも取り組んでいます。

地域とのコラボレーションが生んだ、この特別な美味しさをぜひお楽しみください。ご来店をお待ちしています!

(きはら)

夜回り支援で紡ぐ小さなつながり

2025-01-17
毎月第4火曜日に、手作りの食事や季節の日用品(カイロ、蚊取り線香、ガスボンベなど)を持って、独居(一部それ以外も含む)の高齢者のお宅や市内で路上生活をしている方1名のところへ訪問しています。以前は、旧呉市街の橋の下で路上生活をされている方のところにも訪問していましたが、2023年8月に橋の下で倒れているところを発見され、救急搬送、医療機関に入院、その後は療養型の病院に入院されてからは、旧呉市街で路上生活をしている方の情報はなく、旧呉市街での活動は休止となっています。

私がホームレスの人たちと関わる中で、強く感じることは、それぞれに生きてきた過程や背景があり、価値観はさまざまであるということです。「生活保護だけは絶対に受けたくない」という人や「この生活をしたいから、やっているんだ」という人、暑い寒い時期や台風、大雨でも「大昔の人はみんなこういった生活をしていたし、自然が相手のことをいちいち考えても仕方ない」など、どこか達観した人も居ます。それぞれが大事にしていることや抱えている事情も違い、支援者の物差しでは測れないこともたくさんあると感じますが、みなさん、つながり自体を拒否されることはなく、必要とされている方も多いように感じます。

「生活困窮」とは経済的困窮と社会的孤立の複合です。住むところや着るものがあるから、食事が食べられているから良いということではなく、その人が社会から孤立しないよう、「つながる」ということは大事なことだと思います。その人その人の思いを大切にしながら、つながりを大事に、今後もこの活動を細く長く続けていきたいと思います。

夜回りや地域・子ども食堂の活動には本来事業への寄付金を使わせて頂いています。また、(株)藤三、グリーンコープ、ハローズ等の企業や個人農家の方等から食材(フードロスの取り組み含む)の提供を受けています。

いつもご支援、ご協力ありがとうございます。

(まつふじ)

BROTOの移動販売

2024-12-18
10月から新しく川尻、安芸津方面にも移動販売に出かけるようになりました!

第1、第3、第5水曜日は川尻市民センターの外で12時頃から13時頃まで販売しています。市民センターの職員さん、市民センターを訪れた方、近所の会社の方、通りすがりの方、いろいろな方が寄ってくれるようになりました。最初はお客さんが来てくれるかな?と心配していたメンバーとスタッフでしたが、リピートしてくださるお客さんの「おいしかった!」という声にとても元気をもらっています。

第2、第4金曜日は川尻の瀬戸鉄工へ伺っています。会社のみなさんがいつも温かく迎えてくれるのでメンバーも行くのがとても楽しみです。

第2、第4木曜日は安芸津のクオリティ、JA安芸津店へ伺っています。BROTOのファンだったという方がいらして、移動販売を喜んでくれるので励みになっています!

他にも保育所、幼稚園、商工会、郵便局、ガソリンスタンドなどなど、移動販売にご協力いただきありがとうございます!「うちにも来ても良いよー!」という会社様がありましたらぜひお声がけください♪

移動販売ではパンだけではなく、各種焼き菓子やチョコテリーヌ、シフォンケーキ、フルーツサンドなども持って行っています!

寒くなってきて外での販売はなかなか大変ですが、これからも元気にがんばっていきたいと思います!

(おおもと)
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