スタッフ日記

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偶然が呼んだ奇跡の救命劇

2024-10-15
左:久木留さん、右:玉田さん
おじいさんが倒れていた川。奥側に倒れていて、道路からはお尻と足だけが見えている状態だった。
ドライブコースから見た、救助の現場。ドライブ中に一瞬通過する間に発見したのはまさに奇跡だった。
6月のある日、カンパネラ土工房は畑仕事を終え、昼食の時間でした。メンバー二人と一緒にドライブに出かける久木留さんから「先にご飯を食べてください」と言われた玉田さんでしたが、あれでも何かあったらと、ドライブに同行することにしました。

久木留さんが普段は通らないルートを選んで走っていると、玉田さんは畑の入口付近の川で一瞬、何かが目に入りました。「今、川に人が倒れていたような気がする」と感じた玉田さんは、久木留さんに「引き返してくれ」と頼み、再び現場に戻ることに。

戻ってみると、おじいさんは実際に川の中で倒れており、動けなくなっていました。おじいさんは、両足を木製の仕切りに引っかけて倒れ、腕立て伏せのように体を支えながら水の中で耐えている状態でした。おじいさんは足が悪く、パーキンソン病を患っていたため、体を自由に動かすことができず、ただじっとその場に留まるしかありませんでした。水が徐々に増えて顔が浸かりそうになっており、体力も尽きかけていたおじいさんは、限界が近づいているように見えました。

「大丈夫ですか!」と声をかけると、「もうダメ」と返事が。久木留さんは考える間もなく川に入り、玉田さんもすぐ後に続き、二人で協力しておじいさんを持ち上げ、何とか水から引き上げることに成功しました。

救助が終わった後、玉田さんと久木留さんはおじいさんを家まで送り届けました。玉田さんは「もしも様子が変わるようなことがあれば、すぐに救急車を呼んでください」と伝え、その場を後にしようとしました。すると連れ合いさんが「お名前を教えてください」と尋ねてきました。玉田さんは、少し照れくさそうに「名乗るほどの者ではありません」と答えましたが、久木留さんが、少し困った様子で「くれんどの者です」と説明しました。それを聞いた連れ合いさんは「ああ、あそこの畑に来ている人たちですね。私たちは、あなたたちが帰る時間を見ると『ああ、この時間になったか、私たちも帰ろうか』と思うんです」と話されました。くれんどが地域と深く繋がっていることを改めて感じた、玉田さんと久木留さんでした。

玉田さんがたまたまドライブに同行したことと、久木留さんがたまたまこのドライブコースを選んだという2つの偶然と、玉田さんの五感・六感力、久木留さんの瞬発力が重なり合ってのまさに九死に一生の救命劇でした。

ほんの10~15分間の出来事だったので、古民家のみんなは「ちょっと(帰ってくるのが)遅いなぁ」と思っていたようです。ずぶ濡れの久木留さんが帰ってきて、「人の命を救ってきた」と報告があったそうです。


~後日談~

数日後、連れ合いさんからお礼や野菜などが贈られ、さらに玉田さんは驚くことを知りました。実は、このおじいさんは玉田さんが25年前、一緒に働いていた同僚だったのです。

玉田さんは急いでBROTOでパンを買い、仕事帰りにおじいさんの家を訪ねました。玄関には娘さんが出迎え、玉田さんは「実はこの前、お父さんを助けた者です。今日、お母さんから野菜をいただいて、初めて元同僚だと気づきました」と事情を説明しました。娘さんは「お父さんは今お風呂に入っていますが、もうすぐ出るので、少し待ってください」と言ってくれました。

しばらく待つと、娘さんが「元同僚の玉田さんが来てるよ」とおじいさんに声をかけました。するとおじいさんは「ああ、昭和高校で一緒だった。あの後、黒瀬高校に転勤して、それからどうなったんか分からんのんよ」と話しながら玄関に出てきました。そして、玄関先で再会した瞬間、おじいさんは「えっ!?」と驚きの表情を見せ、「あんたを助けたん、わしじゃあ!」と、二人はその場で25年ぶりの再会を果たしました。

その後もちょくちょく顔を合わせ、挨拶を交わしているそうです。

(ひろかね)

中学生のくれんど職場体験

2024-09-17
呉市キャリア・スタート・ウィークが8月20日から8月22日でありました。川尻中1名(女子1名)、安浦中4名(男子2名、女子2名)を受け入れました。

 くれんどで職場体験をしたいと思い、くれんどを選んできてくれた中学生がいました。同じ地域にあるくれんどが、周りからどのように見られているか心配でしたが、「(くれんどが)楽しそうだったから」という言葉がありました。地域の中学生が、そのように感じてくれているのはすごくうれしく思いました。

ジョバンニでは、人参の皮むき作業、お弁当販売、野菜市、豆ナ茶屋、生活リハといろいろな作業を体験してもらいました。 最初は固い表情でしたが、少しずつ緊張も解けていたように感じます。

利用者と一緒に作業をする時間も作り、利用者のことを少しでも知ってもらうよう対応していきました。利用者と初めて関わる中学生から、「最初は緊張した。不安だった。怖かった」と正直な気持ちも聞くことができました。ですが、関わっていくうちに、「利用者さんがみなさん優しかった」「いろんな障害があって、もっと知りたいと思った」などの感想が聞けました。

くれんどで職場体験をして、「人と話すことが苦手だったけど、この機会で、人と話すことができてよかった」と、達成感にあふれた表情で伝えてくれた中学生の顔が忘れられません。その他にも、「くれんどは、利用者さんと一緒に仕事をするところなんだ」ということも知ってもらえました。今回のキャリアウイークの経験が、生徒たちの自信につながり、将来の選択肢の中にくれんどが入ると嬉しく思います。

いくつかの質問もありました。
  • 仕事で大切にしていることはなんですか?
  • 仕事のやりがいはなんですか?
  • どうしてこの仕事についたのですか?
どれも、いい質問でした。初心に戻れました。

私たちスタッフもマンネリ化に陥らないように、初心に返り日々頑張ろうと思いました。

(おおふじ)

くれんどから地域の産品へ

2024-08-19
藤三安浦店がくれんどコーナーを新設!銀座TAU、ひろしま夢ぷらざの常設も

藤三安浦店が移転オープンすると同時に、くれんどコーナーを設けてくれることになりました!

オープン日にお店に行き、安浦の産品として鎮座するお菓子たちを眺めていると、1つ1つの値札に小さく書かれた「~安浦発~地元名物」「ふるさと安浦の商品を藤三は応援します」という言葉を見つけました。テンプレートかもしれませんが、それを見て過去のことなども思い出し、思わず泣きそうになりました。その場に立ちすくみ、じっと棚を見て涙する姿はきっととても怪しい人だったと思います…。

自分でお店に様子を見に行っているお菓子工房のメンバーさんもいます。「売れていた!」と嬉しそうに報告してくれるのを見て、また私たちも嬉しくなります。

お店に行った際はぜひ見てみてくださいね!

(おおもと)

※東京・銀座にある「広島ブランドショップTAU」、広島本通りの「夢ぷらざ」、熊野の「トモビオパーク」などでもくれんど商品を取り扱いいただいております!

グループホームの暮らし

2024-07-16
ホームかぷかぷ(グループホーム)

今回は、かぷかぷの一日を紹介したいと思います。

17:00

帰宅時間です。
それぞれの就労場所や友人宅等から帰ってこられ、まずは入浴で一日の疲れをいやします。

18:00

みんな揃っての夕食です。
食材や器、切り方等一人ひとりに合わせた食事を提供しています。
おかわりも自由でみなさんいつも完食です。

19:00

食事のあとは自由時間。
みんなでテレビを見たり、自室で音楽を楽しんだり、スタッフと談笑したり、いたずらしたり…。
みなさん、その日の気分で自由ににぎやかに過ごされています。

21:00

それぞれ就寝時間は違いますが、21時にはみなさん自室でお休みです。

6:30

早起きの人やなかなか起きられない人、いろいろですが、宿泊スタッフによるオリジナルメニューや、みなさんのリクエストに応えた朝食メニューで朝を迎えます。

8:00

身支度後、出発までテレビを見たり、コーヒーを飲んでゆっくりしたり、ときには庭の掃除をしてくれたりと出発までの時間を自由に過ごします。
みなさん一人ひとりの生活を楽しみながら、今日も一日頑張りましょう!

(たかはし)

自立生活プロジェクト

2024-06-17
地域ネットくれんどの生活支援センターには、障害があっても地域で自分らしい自立生活を送ることを支える「自立生活部門」があります。自立生活部門では、親元から離れたり、入所施設を出てアパートでの生活を始める人たちとともに、自立生活に必要なことを学びながら準備していく「自立生活プロジェクト」を開催しています。プロジェクトでは、自立生活を始めようとしている本人はもちろん、先輩当事者やくれんど内の各部署の職員が参加して座談会や勉強会を行っています。

今年度は、新たに二人の方が自立生活プロジェクトを通じて地域での一人暮らしを始めようとされています。

親元を離れて一人暮らしを始めたばかりのAさんは、先輩当事者のアパートを見学させてもらったり、洗濯や掃除のこと、ご飯のこと、買物はどうしているかなどを聞きながら、一つ一つ不安を解消していきました。初めて一人でアパートに寝た夜は寂しさを感じたそうですが、一人で過ごせたことが自信となり、アパートを自分らしい空間にしていくことを目標に頑張っています。生活支援センターでは、移動支援や家事援助を通してAさんの日々の暮らしを見守りながら支援しています。

また、現在入所施設で生活されているBさんは、地域での一人暮らしを目指して準備を進めています。5月は市営住宅への応募をし、当選してアパートが決まれば秋ごろからの一人暮らしスタートを予定しています。
 
車椅子ユーザーであるBさん。先輩当事者が一人暮らしをするアパートを見学させてもらったり、どんな生活を送っているのか話を聞かせてもらいながら、新しい生活のイメージを膨らませています。今後Bさんが一人暮らしをするために使う「重度訪問介護」という制度は、重度の障害のある人が地域で暮らしていくための当事者運動から生まれた制度で、長時間介助者が入り生活に必要なさまざまな支援を行います。他の訪問介護と違い、長時間他人と一緒に過ごすことになるので、介助者との人間関係が課題になることも少なくありません。今後は、車椅子ユーザーの会「楽人の会」や、自立生活をしている当事者の会である「自立生活友の会」のメンバーとも連携を取りながら、Bさんが自分らしい自立生活を送っていけるよう、座談会や勉強会を企画していきたいと思います。
 
みなさん、応援よろしくお願いします!

(こうの)

社会福祉法人くれんど
広島県呉市安浦町水尻1-3-1
TEL.0823-84-3731
FAX.0823-84-4041
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  1. 基幹相談支援センター、地域生活支援拠点、自立支援協議会、居住支援法人、自立準備ホーム

  2. 計画相談支援、地域移行支援、地域定着支援、自立生活援助、障害児相談支援

  3. 居宅介護、重度訪問介護、訪問介護

  4. ショートステイ、日中一時支援

  5. 移動支援、行動援護、同行援護

  6. 放課後等デイサービス、保育所等訪問支援

  7. 就労継続支援B型、生活介護、就労定着支援

  8. グループホーム

  9. コミュニティ事業

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地域でともに生き、ともに遊び、ともに働き、ともに暮らす。くれんどは、そんな暮らしや仕事のモデルを実現するために、行くところ、すること、帰るところをつくっています。障害のある人の出番づくりや地域協働事業など、持続可能な地域づくりの担い手の拠点として、活動を広げています。








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