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理念とコラム

「子ども」「こども」「子供」表記について思うこと

2017-08-27
 「子供」という漢字表記について、私としては、これを疑問に思う立場から使わないようにして来ましたが、語源や歴史的経緯をあらためて調べてみて、これまでの考えを少し改めたいと思っています。
 
 教育界ではこれまで、「子ども」あるいは「こども」と表記することが多かったように思います。教育界だけではなく、祝日法では5月5日の祝日を「こどもの日」と表記したり、児童相談所は(広島県もそうですが)「こども家庭センター」などと表記する県が多くあります。
 
 この理由は、「(大人の)お供」や「子どもを神に供えた」歴史・伝説を想起させる、あるいはそういう意味での「供」が語源なので、「イメージが悪い」というのが一般的ではないかと思います。
 
 しかし語源的には、これは間違いのようです。「供」とは単なる当て字で、「ども」は子の複数形、つまり「子たち」とか「子ら」というのが語源のようです。「従属」や「隷属」という意味はまったく含まれていません。ただ、その「ども」は今では、すでに、複数を表わすという接尾語本来の役割を終えて、ご存知のように複数形にするには、「子ども-たち」「子ども-ら」という表記にします。
 
 いずれにしても、「子供」という漢字を使うのはまったく問題ない、「子ども」といういわゆる交ぜ書きや「こども」というひらがな表記することこそナンセンス、むしろ、言葉狩りだとする批判があります。
 
 さてわたしの提案です。語源がどうあれ、ことばが歴史とともにそのニュアンスや意味を変えていくということはよくあることです。「嫌だ、不快だという人がいる以上は、漢字表記はやめておきませんか」というのが新しい提案です。

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